一人旅の記録

一人旅の様子を記録します。

2019 一人旅 in フランス。4

 

 2019.4.30 Tue
フランス旅行1日目。

 

自宅から羽田空港

いよいよ今日この日がやって来た。
まずは、自宅から羽田空港へ向かう。
今回初めて、タクシー会社の「空港送迎」という画期的なサービスを利用することにした。
値段は片道12,200円と高速バスに比べればお高めだが、

・自宅から空港まで、ドアtoドアで行ける。
・荷物を運ぶ手間が無い。
・乗ってる間、睡眠も取れるし、調べものもできて時間を有効利用できる。
・バスとバスなどの乗り換え等の待ち時間もなく、再短時間で行けてストレスレス!!

などと、メリットがたくさんあるので利用することにした。長旅になるので、できるだけストレスを最小限に抑えたいと思ったからだ。

 

8:30 自宅にお迎えが到着

荷物を預けて、さあ後は到着するるのを待つだけ。なんと楽チン!セレブ気分を満喫。ブランケットや傘を貸してくれたり、運転手さんの接客も丁寧で、最高のスタート。
この日は雨が降っていたので、荷物の運搬のことを考えると、このサービスを頼んで良かったと思った。

 

13:00 羽田空港へ到着

2時間ほど走るとタクシーは羽田空港へ到着。以前1人旅で、奄美大島へ行ったことはあったが、 国際線は初めて。ドキドキが一気に増す。
腹ごしらえとして、お茶漬けを食べた。

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羽田空港へ到着。


16:35 出国

私が乗るのは、16:35発のベトナム航空 VN385便。ベトナム航空のカウンターで搭乗手続きを済ませ、搭乗ゲートへ向かった。

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人気のない搭乗ゲートへ。


待ち時間の間、夫に電話をした。
しばらく電話ができなくなると思うと、少し寂かった。

ああ、ついに、日本から出るのか、私は。
長かったなあ…と感慨にふける。

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いよいよ出発が近づく


アオザイを着たCAさんが現れ、いよいよ搭乗の時間。
「もう後戻りはできない!」と覚悟を決め乗り込んだ。
席を見つけて、着席。う〜ん狭い。エコノミーなのでしょうがない。
隣は日本人の女性で安心した。

さあ、出発だ。色んな思いが混み上げる。
私にとっては、大きな一歩。

さよなら日本、さよなら平成。。。

機体が宙に浮く。

やはり、飛行機は怖い。こんなものが空を飛ぶなんて信じられない。

 

と思っていると、すぐウエルカムドリンクの提供が始まった。
私はカンパリを注文。思ったより見た目が可愛くて、テンションが上がる。

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カンパリとナッツ


ナッツとともに味わっていたら、とても気分が良くなり、恐怖心は消えていた。
カンパリを飲みながら、映画でも見ようじゃないかと、「最高の人生の見つけ方」を鑑賞。今まさに私が、人生の最高の瞬間なんじゃないかと思えた。

 

機内食 

フライトから1時間後ぐらいに、機内食がやってきた。
これが機内食か〜!と興奮。洋食と和食があり、私は和食をチョイス。
メニューは、ごはんと、牛肉とお芋の煮物、肉団子とかまぼこ、パン、カットフルーツとドリンク。

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初めての機内食


機内食を初めて食べたが、こんなに美味しいの?というくらい普通に美味しかった。ごはんとパンの組み合わせというのは普段はあまりないけど、完食できるぐらいボリュームも丁度良かった。
全体的に水分のバランスがよく、しっとりとしていて、食べやすかった。
そして、食後のコーヒーまでついてくるとは。
エコノミーでも大満足な機内食だった。

 

20:20 ベトナム到着

もう一本映画を見て、5時間ほどのフライト終え、現地の20:20頃、経由地のベトナムハノイの「ノイバイ国際空港」へ到着した。

初めて日本の外の地を踏む瞬間は、人生で一度きり。この瞬間は忘れられない。
「おおー!外国だ〜!ベトナムだ〜!ここはどこ〜?」と心の中で叫ぶ。
しかし一人きりなので、感情は表に出さず、心の中で噛みしめるのであった。

ハノイは蒸し暑く、南国の気分を味わえた。

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ベトナムに到着。


乗り換えがうまくできるのかという緊張と不安があったが、ノイバイ国際空港は、複雑な作りではなかったので、「Transfer」の案内に従って進むとスムーズに乗り換えをすることができた。 

空港の制服が、カーキ色のいかにもベトナムという服装で、異国情緒を味わえた。
しかし、空港内で働く職員は暇な時間なのか、普通にスマホの動画を見て、笑っていたりと、日本では考えられないようなゆるい勤務態度も見請けられ、日本人の真面目さを思い知る。
そして、係員に搭乗券とパスポートを見せ、エスカレータで上の階に上がるのだが、この係員のなんとも無表情なこと。何千回と同じことを繰り返していたら、そうなってしまうのだろうか。

荷物チェックをすませ、シャルルドゴール空港行きのゲートへ向かう。
3時間ほど空き時間があったので、空港で過ごすことにした。

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閑散としたノイバイ国際空港


20:45 夕食フォー!

お腹が空いたので、「フォーを食べてみよう!」と、初海外食事に挑戦。
時間帯が遅かったのか、人はあまりいない。
だが店舗はまだ空いていたので、良さげなお店を見つけて、注文することに。
もちろんベトナム語は分からないので、カタコトの英語でチャレンジする。
メニューはあるがどれが何やら分からないので、ディスプレーにあったフォーを指差し、「This Please!」と言って注文してみた。店員さんは笑顔でオーダーを受けてくれ、なんとか注文が通りホッとした。
初の海外コミュニケーションができ、嬉しかった。
値段は日本円で1200円ぐらい。支払いもカードで問題なくクリアできた。

しばらく待っていると、フォーが到着。
なんということでしょう。ボリューム感があり、とても美味しそう!さっそく頂きます!

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初めての海外食事はフォーでした。


う〜ん、やさいしダシの味と、たくさん入った肉団子がマッチして、旨味文化のある日本人には、とても大好きな味。そして、フォーがライトなので、夜でもさらっと食べれました。

そして、もやしや葉っぱみたいな薬味がついていたので、ネギ的な感じかと思って、迷わず全てを投入してみた。

するとこれが、とんでもなく辛ぇ〜!!!
火を吹きそうな辛さ。こりゃあ食べれんと思って、全て取り出しました。(笑)
しかし、薬味を取り出した後は、全てを完食。
美味しかった!ごちそうさまでした!

私が入店したときは、一人きりだったのに、いつの間にか周りにはお客さんだらけ。
やっぱり、人が人を呼ぶんだなぁ〜と思った。

そうしてお腹も満たされ、歯磨きをし、パリ行きの時間まで待つ。
横になって寝れないのが、なかなかの苦痛だ。

しかも、あろうことか私は、メイク落としとコンタクトケースを、メインのスーツケースに入れてしまうという大失態。
ハノイ〜パリまで、12時間も搭乗しなきゃならないのに、メイクを落とせないし、コンタクトも入れっぱなしなんて…。パリパリになってまう〜と思いつつも後の祭り。
もう受け入れるしかない。メイク落としシート的なものも探したが見当たらず。
このミスは、次の日へのダメージになったが、良い教訓になった。。。

 

23:15 ハノイ〜パリへ出発

出発は現地時間で23:15。もうすぐ、初日が終わる。
移動に費やした1日だが、様々な初体験があり、とても楽しかった。

特に飛行機での一連の流れに私は感動した。
まず搭乗してすぐのドリンクサービスは、テンションが上がり、フライトへの不安感から目を反らさせる。そして映画鑑賞などのエンターテイメント設備を楽しんだ後、丁度良い頃合いに機内食が配られる。選ぶ楽しさや食事のおいしさを満喫すると、照明が落とされ、自然と眠りにつけるという完璧な流れに感動した。
そして、乗客の流れは全て計算されコントロールされているんだろうと思った。
それが嫌なのではなく、長時間のフライトを安心して楽しんでもらおうという航空会社の工夫に感心した。

自宅〜空港へのタクシー送迎もそうだけど、
GW中も働いて下さっているみなさんのおかげで私は、移動することができました。
ありがとうございました。感謝です。