一人旅の記録

一人旅の様子を記録します。

2023 一人旅 in オーストラリア 5

2023.6.4.sun

オーストラリア旅行2日目。
ケアンズの港からフェリーで出発して45分、グレートバリアリーフにある「グリーン島」へ到着した!

到着して下船すると、そこはもうターコイズブルーのきれいな海!
とてもテンションが上がった。本日はこの島にて一泊する。

グリーン島の美しい海


到着すると、本日泊まる「グリーンアイランドリゾート」のスタッフが、待ち合わせ場所などの説明をしてくれて、荷物を預けたりチェックインを済ませた。
まだ部屋に入ることはできなかったので、島内を散策した。

ビーチに行ったり、森を散策したり、自然を満喫した。島内には「ナンヨウクイナ」という、この地域に棲息する鳥をあちこちで見かけた。カフェやレストランもあり、観光地といった雰囲気だ。シュノーケルや遊泳を楽しむ人がたくさんいた。
私はとりあえず喉が渇いたので、カフェでパイナップルジュースを注文して飲んだ。

ビーチ

ナンヨウクイナ

パイナップルジュース


ひと段落してから、島内にある「マリンランドメラネシア」という施設に入った。ここではウミガメやワニの餌付けショー、グリーン島周辺に生息する熱帯魚の水族館などが見られるとのこと。

入ってみると、まずお土産屋ショップがあった。入場チケットを購入して入場。
過去の探検家の探索品や潜水服、熱帯魚の水族館、メラネシア地域の伝統工芸品などが展示されていた。

“マリンランドメラネシア” 船の形をした入り口

展示品のあれこれ

 

異空間でなかなかおもしろかった。それにしても見学客が私以外誰もおらず、貸切状態であった。

奥へ進むと、今度はウミガメちゃんに遭遇!
ゆったりと泳ぐ姿に癒された。

ウミガメ

 

そして、さらに奥へ進むとワニ園があった。あちこちに檻があり、全部ワニ、ワニ、ワニ!アリゲーターとかクロコダイルとかさまざまな種類のワニがいた。よく考えたらこんなに間近でちゃんとワニを見たのは生まれて初めてかもしれない。すごく迫力があって怖かった。恐竜の名残を感じたし、とても人間から遠い生き物だなあと思った。
最初微動だにしないワニもいて剥製かと思ったが、すべて本物のようだ。

ワニ

 

しばらくすると、餌付けショーが始まった。ガイドのお兄さんの解説が始まったが、すべて英語なので内容はあまり分からなかった。ワニはこのメラネシア地域で捕獲されたワニたちらしい。

肉の塊を棒にくくりつけ上からあげると、口を開けてかぶりつく。凄まじい迫力だった。地球最強生物だなあと、心底思うのであった。

日本には野生のワニはいないので、見ることができ貴重な体験ができて良かった。

ワニ園を満喫した後、ホテルのチェックインが可能な時間になったので、部屋に案内してもらった。
ここは島内唯一のホテル。しかも全室スウィート、一棟貸しのリゾートホテルだ。
こんなところに一人で泊まるなんて、なんて贅沢。
今しかでしかできない経験をするためにお金を使う。それが私のお金の使い道だ。

部屋に入ると、ターコイズ×ウッド調のコーディネートで、リゾート感満載の空間だった。部屋を探検し、音楽をかけ、コーヒーを淹れ、何もしないゆったりとした時間を過ごした。

グリーンアイランドリゾート

 

日々の喧騒から離れ、くつろぎの時間を堪能した。
そして島内の夕散歩に出かけた。

島は一周約50分ほどで周れる小さな島。
熱帯雨林の中に散策路があり、島の成り立ちや歴史などの案内看板などがあった。

夕刻になると、日帰りの観光客は帰るので、島は宿泊客だけになる。
ビーチに行ってみると、また誰もおらず貸切状態。
まるで無人島に一人っきりの気持ちになった。今は、世界中の誰よりも孤独なのではないかと感じた。でもそれもまた良い。
日も暮れてきて、素敵な夕景を見ることができた。

夕散歩

 

時間も頃合いになり、ディナーをすることに。
一人旅で一番緊張するのが、現地のレストランに入ること。アウェイだし、一人だし、言語の壁もある。しかし、現地の食事をすることは目標の一つなので、今回も今日は入るぞ、と心していた。

島内には宿泊者のみ、ディナーすることができるレストランがあるので、そこに行った。名前は「エメラルド・レストラン」。

笑顔の素敵なウェイトレスさんにテラス席に案内され、着席。癒しの音楽が流れていて、とても良い気分。周りには2組ほどお客さんがいた。

ドリンクはレモネードのカクテル、前菜にホタテのマリネ、メインディッシュはグリルドポークを注文した。
カクテルを飲むと、ほろ酔いになり更に良い気分!一人であることもあまり気にならなくなるのでアルコールは重要。味はアルコールが強めだけど、とても美味しかった。
ホタテのマリネもさっぱりとして美味しい。

メインのポークは、外はカリカリ、中はとても柔らかく美味しかった。野菜とライスペーパーが敷かれていて、合わせて食べるとハーモニーが絶妙!
とても満足度が高かった。

エメラルド・レストラン

 

一人、舌鼓を打っていると、隣の席の女性2人組が話しかけてきた。
年代は40〜60代ぐらいで、姉妹か親子かな?と思われる。
「どこから来たの?一人なの?」みたいな質問だったと思う。
「一人で日本から来ましたー!」と言うと、とても驚いた様子だったが、すごくフレンドリーにしてくれて笑顔で会話をはずませた。
その二人は、オーストラリアのタスマニア島から旅行で来たようで、すごく素敵な場所で帰りたくないーと言っていた。
タスマニアはより南のほうにあるので、すごく寒いらしい。
ケアンズは暖かく楽園のような場所なので、その気持ちもとても分かる。

一人旅、寂しい部分もあるけど、こんな素敵な出会いもある。
一期一会の出会いに感謝し、ディナーを終えた。
一緒に写真を撮れば良かったとすごく後悔した。

部屋に戻り、バスタブに湯をはり、入浴を楽しんだ。
まさか海外でお風呂に入れると思わなかったので嬉しかった。

2日目も終わりを迎え、ぐっすりと眠ることができた。

つづく