一人旅の記録

一人旅の様子を記録します。

2023 一人旅 in オーストラリア 6

2023.6.5 mon

オーストラリア旅行3日目。夕刻までグリーン島に滞在する。
本日はまず、グリーン島のアクティビティ「グラスボトムボート」に乗船した。
ボートの底面がガラスでできており、グレートバリアリーフの海を観察できるというアクティビティだ。

桟橋の乗り場へ行き、乗船。10名程度が乗船した。
ガイドの方が英語で説明をしてくれたが、内容はあまり分からず。。
船が出発すると、コバルトブルーの海底が続く。
しばらく進むと、魚や珊瑚礁が見えてきて、船内が沸いた。
息を呑むほど美しく、みんな言葉数が減り海底を覗いていた。

グラスボトムボートから海底見学


とても美しい世界を見ることができ感動した。
30分ほど散策し、ツアーは終了した。

下船し、軽めのランチ。カフェショップでめサンドイッチとコーヒーを注文。コーヒーは本格的なバリスタマシーンで淹れてくれ、とても美味しかった。

ランチのサンドイッチとコーヒー


しばし休憩したのち、せっかく来たので一応持ってきた水着に着替えて、ビーチへ向かった。本当はシュノーケルをしたかったのだが、安全上、基本2人一組で行うものなので、今回は断念した。

ビーチには有料のパラソル付きベンチがあった。グリーンアイランドリゾートの宿泊者は無料で使用できるので、権利がある私は遠慮なく座った。
これが最高。ぼーっと海を眺めてリゾート気分を満喫した。

ビーチでまったり

そして、海への好奇心が高まったので、海に入りに行った。
足を浸すと暖かな水温が気持ちよかった。裸足に砂の感触、波の音、波の揺れる感じがとても心地よかった。海に入るのは何年ぶりだろう?10年ぶりぐらいかも知れない。
下半身ぐらいまで海に浸かり、漂っていた。

視覚・聴覚・嗅覚・触覚…五感が刺激され、ただ見ているよりずっと海を感じることができ、記憶に残った。

そんな中、2人組のお婆ちゃんが目に留まった。70代ぐらいであろうか?
何やらシュノーケルに挑戦しているらしい。このおばあちゃんたち、とにかく楽しそうで終始笑っている。波が来るたび、大笑い。こっちまで楽しくなった。
何歳になっても新しいことに挑戦する姿、楽しむ姿がとても印象的だった。

私は、旅先でスケッチをするようにしている。それも目的の一つ。
今回はこのビーチで持参したipadを用いて、イラストを描いた。

ビーチにて。タイトルは “ 冒険 “


途中スコールが降ってきたので、ビーチから退散した。
服を着替え夕方のフェリーの時間まで、イラストの続きを描いたり散歩をして過ごした。
すごくいい2日間だった。

夕刻、フェリーの時間になりケアンズへと戻った。
タクシーを拾いホテルへ。今回のタクシー運転手はブータンの出身だという。ブータンの人と出会えると思っていなかったので、なんだか意外で驚いた。

本日の宿は、1泊目と同じホテル「アカシアコートホテル」。初日とは違う部屋だった。山側にしたが、海側にすれば良かったと思った。リーズナブルだが割ときれいでコスパは良い。

しかし、冷房が効きすぎていてめっちゃ寒かった。冷房を切りたかったが、冷房を切ると湿気のため部屋が結露するらしい。なので、冷房は切らないで、という注意書きがしてあった。しかし寒すぎるので冷房を切ったところ、結露が本当にすごくて、ハンガーにかけた洋服もすごく湿っぽくなってしまった。
こういったことは日本のホテルではあまり経験がないので、日本の気候って過ごしやすいのだな、と思うのであった。

アカシアコートホテル ツイン


本日の工程も終わり、ホームシックもなくなり、ルンルン気分で明日以降の予定を考える。旅の目玉「ウルル」観光が待っている。
ひとまず、本日の報告のため日本にいる夫に電話をかけた。

しかし、ここから予想外の展開に陥るのであった。

 

つづく

2023 一人旅 in オーストラリア 5

2023.6.4.sun

オーストラリア旅行2日目。
ケアンズの港からフェリーで出発して45分、グレートバリアリーフにある「グリーン島」へ到着した!

到着して下船すると、そこはもうターコイズブルーのきれいな海!
とてもテンションが上がった。本日はこの島にて一泊する。

グリーン島の美しい海


到着すると、本日泊まる「グリーンアイランドリゾート」のスタッフが、待ち合わせ場所などの説明をしてくれて、荷物を預けたりチェックインを済ませた。
まだ部屋に入ることはできなかったので、島内を散策した。

ビーチに行ったり、森を散策したり、自然を満喫した。島内には「ナンヨウクイナ」という、この地域に棲息する鳥をあちこちで見かけた。カフェやレストランもあり、観光地といった雰囲気だ。シュノーケルや遊泳を楽しむ人がたくさんいた。
私はとりあえず喉が渇いたので、カフェでパイナップルジュースを注文して飲んだ。

ビーチ

ナンヨウクイナ

パイナップルジュース


ひと段落してから、島内にある「マリンランドメラネシア」という施設に入った。ここではウミガメやワニの餌付けショー、グリーン島周辺に生息する熱帯魚の水族館などが見られるとのこと。

入ってみると、まずお土産屋ショップがあった。入場チケットを購入して入場。
過去の探検家の探索品や潜水服、熱帯魚の水族館、メラネシア地域の伝統工芸品などが展示されていた。

“マリンランドメラネシア” 船の形をした入り口

展示品のあれこれ

 

異空間でなかなかおもしろかった。それにしても見学客が私以外誰もおらず、貸切状態であった。

奥へ進むと、今度はウミガメちゃんに遭遇!
ゆったりと泳ぐ姿に癒された。

ウミガメ

 

そして、さらに奥へ進むとワニ園があった。あちこちに檻があり、全部ワニ、ワニ、ワニ!アリゲーターとかクロコダイルとかさまざまな種類のワニがいた。よく考えたらこんなに間近でちゃんとワニを見たのは生まれて初めてかもしれない。すごく迫力があって怖かった。恐竜の名残を感じたし、とても人間から遠い生き物だなあと思った。
最初微動だにしないワニもいて剥製かと思ったが、すべて本物のようだ。

ワニ

 

しばらくすると、餌付けショーが始まった。ガイドのお兄さんの解説が始まったが、すべて英語なので内容はあまり分からなかった。ワニはこのメラネシア地域で捕獲されたワニたちらしい。

肉の塊を棒にくくりつけ上からあげると、口を開けてかぶりつく。凄まじい迫力だった。地球最強生物だなあと、心底思うのであった。

日本には野生のワニはいないので、見ることができ貴重な体験ができて良かった。

ワニ園を満喫した後、ホテルのチェックインが可能な時間になったので、部屋に案内してもらった。
ここは島内唯一のホテル。しかも全室スウィート、一棟貸しのリゾートホテルだ。
こんなところに一人で泊まるなんて、なんて贅沢。
今しかでしかできない経験をするためにお金を使う。それが私のお金の使い道だ。

部屋に入ると、ターコイズ×ウッド調のコーディネートで、リゾート感満載の空間だった。部屋を探検し、音楽をかけ、コーヒーを淹れ、何もしないゆったりとした時間を過ごした。

グリーンアイランドリゾート

 

日々の喧騒から離れ、くつろぎの時間を堪能した。
そして島内の夕散歩に出かけた。

島は一周約50分ほどで周れる小さな島。
熱帯雨林の中に散策路があり、島の成り立ちや歴史などの案内看板などがあった。

夕刻になると、日帰りの観光客は帰るので、島は宿泊客だけになる。
ビーチに行ってみると、また誰もおらず貸切状態。
まるで無人島に一人っきりの気持ちになった。今は、世界中の誰よりも孤独なのではないかと感じた。でもそれもまた良い。
日も暮れてきて、素敵な夕景を見ることができた。

夕散歩

 

時間も頃合いになり、ディナーをすることに。
一人旅で一番緊張するのが、現地のレストランに入ること。アウェイだし、一人だし、言語の壁もある。しかし、現地の食事をすることは目標の一つなので、今回も今日は入るぞ、と心していた。

島内には宿泊者のみ、ディナーすることができるレストランがあるので、そこに行った。名前は「エメラルド・レストラン」。

笑顔の素敵なウェイトレスさんにテラス席に案内され、着席。癒しの音楽が流れていて、とても良い気分。周りには2組ほどお客さんがいた。

ドリンクはレモネードのカクテル、前菜にホタテのマリネ、メインディッシュはグリルドポークを注文した。
カクテルを飲むと、ほろ酔いになり更に良い気分!一人であることもあまり気にならなくなるのでアルコールは重要。味はアルコールが強めだけど、とても美味しかった。
ホタテのマリネもさっぱりとして美味しい。

メインのポークは、外はカリカリ、中はとても柔らかく美味しかった。野菜とライスペーパーが敷かれていて、合わせて食べるとハーモニーが絶妙!
とても満足度が高かった。

エメラルド・レストラン

 

一人、舌鼓を打っていると、隣の席の女性2人組が話しかけてきた。
年代は40〜60代ぐらいで、姉妹か親子かな?と思われる。
「どこから来たの?一人なの?」みたいな質問だったと思う。
「一人で日本から来ましたー!」と言うと、とても驚いた様子だったが、すごくフレンドリーにしてくれて笑顔で会話をはずませた。
その二人は、オーストラリアのタスマニア島から旅行で来たようで、すごく素敵な場所で帰りたくないーと言っていた。
タスマニアはより南のほうにあるので、すごく寒いらしい。
ケアンズは暖かく楽園のような場所なので、その気持ちもとても分かる。

一人旅、寂しい部分もあるけど、こんな素敵な出会いもある。
一期一会の出会いに感謝し、ディナーを終えた。
一緒に写真を撮れば良かったとすごく後悔した。

部屋に戻り、バスタブに湯をはり、入浴を楽しんだ。
まさか海外でお風呂に入れると思わなかったので嬉しかった。

2日目も終わりを迎え、ぐっすりと眠ることができた。

つづく

2023 一人旅 in オーストラリア 4

2023.6.4.sun

旅行2日目。昨日は、移動から観光というハードスケジュールだったが、キュランダにも行けて満足だった。ようやくしっかりと眠ることができ元気になった。

さて、本日〜明日はオーストラリアの世界遺産グレートバリアリーフにある「グリーン島」へ行き一泊する予定だ。グレートバリアリーフピクサー映画の「ファインディング・ニモ」の舞台にもなった珊瑚礁の美しい海である。ぜひ一度見てみたいと思った。そして、その中のグリーン島は、ケアンズからもフェリーで45分と近く、行きやすい。
また、島内には「グリーン・アイランド・リゾート」という唯一のリゾートホテルがあり、泊まりがオススメという情報を得たので、少々奮発したが、そこに1泊することに決めた。

まずは、移動。1泊してすぐに荷造りをし、チェックアウト。
ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらった。
5分足らずでタクシーが到着した。

今回の運転手は、60代ぐらいの現地の人っぽいおじさまで、やや無愛想であった。
でも問題なく目的地の「リーフフリートターミナル」へ到着した。

グリーン島へは、ケアンズの「リーフフリートターミナル」からフェリーで出発する。
さまざまなフェリーや船が停泊しており、港といった感じだった。

リーフフリートターミナル

さまざまな船が停泊


公園と一体になっており、とても爽やかな場所だった。
ターミナルにはカフェもあり、朝食を食べていなかったので、テイクアウトして食べることにした。

店に入り、さまざまなテイクアウトのパンからハムとトマトチーズのパニーニを注文。スタッフの方がトーストしてくれた。
熱々を受け取り、公園のベンチにて一人朝食を。
海を見ながら、とても良い時間であった。

テイクアウトの朝食

私は、山国出身であるが海が好き。癒される。
一人旅はいつも海のある場所へ行っているなあ。

ベンチでパニーニを食べていると、現地のホームレスっぽい人であろうか、ゴミ箱をあさり、空き缶などを集めていた。そうやって集めてお金に還元しているのだろうか。
一見するとリゾート感のある素敵な場所なのだが、現地に来るとそういった現実も目の当たりにするのだ。

ひと段落して、ターミナルへフェリーのチケットの受け取り、ホテルのチェックインの手続きをしに行った。

今回泊まるホテルは、フェリーの送迎も料金に含まれている。そういった手続きをターミナルの窓口でできるということだ。ホテルはもちろんネットで予約済みだ。
緊張しつつ、グリーンアイランドリゾートの窓口へ行った。

担当の年配の女性がとても丁寧に接客してくれた。
荷物もフェリーで運んでくれるとのことで助かった。チェックイン、注意事項などを聞き無事に手続きが完了。フェリー乗り場へ向かった。

するとそこには日本からの団体客が来ていた。年齢層は60代ぐらいだろうか。
久しぶりに日本語を聞くことができて、ちょっと安心した。
フェリーに乗っていざ、グリーン島へ!

フェリー乗り場〜乗船

フェリーに乗って、2階の席へ。クルーが男女共にとても格好良かったのが印象的。
風の影響もあってかフェリーが結構揺れて少し怖かった。
だけど、乗り物好きの自分にとってとてもワクワクする瞬間であった。

そして45分ほど船に揺られると、グリーン島へ到着!
船を降りると、なんということでしょう!!
美しい海!海!海!
感動的な海だった。

日本から遥か遠く、ただ一人。
ここまで遠いと日本での雑多な悩みごとから離れることができ、
世界って広いなあと思えるのであった。

グリーン島に到着!


つづく。

2023 一人旅 in オーストラリア 3

2023.6.3 sat


オーストラリア旅行、1日目。
ケアンズ空港に到着後、まず向かったのは「Kuranda(キュランダ)」。

キュランダは世界で最も古い熱帯雨林らしく、世界遺産にも登録されている。私は世界遺産が好きなので、ここは抑えておきたい。恐竜時代、約1億3000年前に形成された森で、1万年前からは、アボリジニの人々が住む場所としても知られている。
また、「世界の車窓から」のオープニング映像にも使われていたという「キュランダ観光鉄道」も有名である。

乗り物や車窓が好きなので、この列車には絶対乗りたい!と思って、ハードスケジュールだったが強行した。

まずは、徒歩でホテルから列車の起点である「ケアンズセントラル駅」へ向かった。
徒歩で30分ほどかかる。今となっては、これがかなりキツかった。大きなリュックを背負い、よく分からない初めての道を30分歩くのは先が見えず、時間も迫りかなりしんどかった。。

ホテルから駅までのルート

地図で見るとそこまでに感じるが、これが意外と遠い。ふだんの運動不足が祟る。しかも暑い。汗だくになりながら向かった。スマホを片手に、「あれ?こっちじゃないな」と道を間違えてUターンすると、現地のおじいちゃんたちに「あー!間違えちゃったねー」と軽く笑われながら進んだ。

しかし、歩く中でたくさん生えていたガジュマルの樹、英語の標識、街並み、どれも異国で歩くことでしか分からない発見もたくさんあった。
歩道、自転車道、車道、とはっきりと分かれており、交差点を渡るときは信号のボタンを押す。すると10秒ほど歩行者用に信号が青になり渡ることができる。この辺は日本のシステムとほぼ同じだろう。交差点はなくラウンドサークル式だった。
病院やカフェ、民家、アパート、ドミノピザなどの日系企業など、ここでの暮らしが垣間見え、とても面白かった。

ガジュマルの樹やケアンズの街並み


電車の発車時刻は、AM9:30。9時を回り、若干焦ってくる。
ようやく「ケアンズセントラル」を見つけたが、ここは大きなショッピングモールで、駅が見つからない。このショッピングモールと駅が連結していたようなのだが、そのときはそれが分からず、右往左往していた。「地図ではここなのにどこなのよー?」と。

ようやく駅舎を見つけるが、これまた窓口が見つからない。階段を登って、渡って降りた先に窓口とホームがあり、なんとか5分前に切符をゲットすることができた。
電車のクルーが笑顔で「Hello!」と迎えてくれて安心した。

汗だくのまま、指定の席についた。

ケアンズセントラル駅


向かいには外国人観光客のカップルが座った。
レトロな車両で、ようやくほっと一息つけた。
車内では、クルーがキュランダマップを配っていたので、私ももらった。

ケアンズセントラルを出発した。ケアンズののどかな街並み、巨大な農場など、異国の車窓が広がる。
車窓はだんだんと街から森の中へ入っていった。途中、「バロンフォールズ駅」という駅で列車が停車してくれて、ホームに降りることができた。その場所で思い思いに写真を撮ったりする時間を過ごすことができた。

キュランダの熱帯雨林

バロンフォールズ駅でパシャリ

レトロな列車がかわいい


撮影タイムが終了し、列車は終点の「キュランダ駅」へ向かった。トータル1時間45分ののんびり列車旅。無事に終点の「キュランダ駅」に着いた。

キュランダ駅


ここではキュランダの街を散策し、ランチ休憩を取ることに。

駅に到着して響いてきたのは、オーストラリアの先住民アボリジナルピープルの伝統的な楽器「ディジュリドゥ」の音色。長い笛のような筒状の楽器で、吹いて音を出す。低い重低音のような音色で、原始の時代を思わせるような神秘的な音色だった。

それを吹いていたのは、アボリジナルの人々。子供もいた。キュランダという場所には、元々多くのアボリジナルの先住民が住んでいたらしい。そこに入植者がやってきて文化が入り乱れ、領土を奪われていく訳である。そして、現在はアボリジナルの人々は観光客相手に、ストリートで演奏してお金を稼いだりしているのである。
なんとも、いびつな構造や負の歴史などが垣間見えた瞬間だった。
彼らは元々資本主義とは遠い世界にいたのだ。だから、現在のシステムにうまく順応できていない人々もたくさんいるのだという。それが社会問題にもなっているそうだ。

教科書だけでは分からない現在の様子なども、旅をするとリアルに知ることができる。歴史や文化を知ること、それも旅の目的の一つでもある。

街には、さまざまなお土産屋さん、伝統工芸などのショップ、ギャラリー、飲食店などのマーケットが立ち並んでおり、日本で言うならば箱根?とかそんな感じの雰囲気だった。

キュランダ村を散策


おなかも空いたので、今回の旅1回目の外食をすることに腹を決めた。さまざまな店があったが、オージービーフハンバーガーを食べたいなと思ったので、良い感じのハンバーガー屋さんに入った。
きれいな女性スタッフの方にメニューを注文。
すると何か言っている。だが聞き取れなかったので、スマホの翻訳アプリに話しかけてもらった。どうやら「30分ぐらい待つけどいいですか?」という内容だった。
全然OKです!と言ってハンバーガーを注文した。

しばらく待つとハンバーガーが来た!
思ったより大きい!でも美味しそう。その場で焼いてくれていた。

味はそんなに濃くなく、少し焼きすぎかな?という気がしてこんがりしていたけど、肉汁が溢れ、美味しかった。何よりここで現地の物を食べられればそれでOK!
ボリュームも味も大満足だった。

オージービーフハンバーガ


旅の疲れもあり、少しまったりした。
風を感じながら、様々な旅行者の多言語をBGMに旅情を味わった。

街には、第二次世界大戦中に実際に使用していた水陸両用機「アーミーダック」を使用したアトラクションや小さな動物園もあるようだ。

しかし私は疲れていたので14時発の列車のチケットを購入し、早めに帰路につくことにした。帰りは乗車客がとても少なかった。スカイレールというゴンドラも有名なので、そちらで帰る人が多いのだろう。
私は高い所はちょっと怖いので、電車でのんびり帰った。

世界の車窓から”のような景色


駅につき、また徒歩でホテルへ向かった。
ケアンズセントラルには「ダイソー」のケアンズ支店があった。不思議な感じ。

ダイソーも出店

街並みを見ながらホテルへ到着。
本日の宿は「アカシアコートホテル」。部屋はすごく冷房でキンキンに冷やされていて寒かった。湿気がすごいので、そうせざるを得ないらしい。
部屋には大きめのバルコニーも付いていて、バカンス気分を味わえた。

久々の海外一人旅。日本国内の移動から1日目まで色んなことがあったが無事にここまで来れてよかった。
現地のテレビを見たりしてゆっくりと過ごした。

1泊目のホテル

つづく

2023 一人旅 in オーストラリア 2

2023.6.3 sat

成田空港を出発し、およそ7時間30分。早朝のケアンズ国際空港に到着した。
時刻は、AM6時頃。日本との時差は+1時間。
出発便の定刻は20:05だったが、ジェットスターの人員確保の問題で遅れが出て、21:30頃に出発した。

日本では台風が接近中で、フライトできるか不安だったが、無事に飛び立つことができた。

そして、初めてのオーストラリア!ケアンズ空港に無事到着し、安堵する。
飛行機を降り立つととても暖かい。まずは、入国審査だ。
コロナ禍の影響もあり、空港のチェックがすべて機械化されていた。マシンのようなものにパスポートを通し、顔認証をする。2019年にフランスを訪れた際は、人がチェックしていたのに、すごく変わったんだなと実感した。
無事にパスポートチェックが終わり、次は荷物検査。
オーストラリアは、環境保護や独自の生態系を守るため、食べ物類などのチェックが細かく行われる。
私は変な物を持ち込んだつもりはなかったが、しっかりと申告しないと罰せられることもある、という警告を見てビビり、持参していた「チーカマ」についても律儀に申告をすることにした。しかし、英語でチーカマを何というのか分からず、翻訳しても出てこないので、「Fish&Cheese Sausage」と言って理解してもらった。
無事に理解してもらうことができ、荷物検査も通ることができた。

終始オーストラリアのスタッフは笑顔で、優しくフレンドリーで、とても安心感のある国だった。

ゲートを出国し、いよいよオーストラリアの扉が開く!

ケアンズ国際空港

すでに南国の香りが漂ってくる。

とはいえ、まだ早朝6時半ごろ。お店は開いていないだろう。
飛行機にはスッピンで搭乗したので、まずはトイレに入りお化粧タイム。
トイレは綺麗だった。南半球だと水の流れる方向が逆になる、と聞いていたのでトイレの水を流すのを見てみたが、右回りだった。これはトイレの設計によって変わるらしいから検証にはならず。
そして、オーストラリアのトイレは、個室の下20cmぐらいが開いていて、隣の個室に人が入っているかどうか足音と影で分かる。これは防犯のためのかな?と思ったが理由は掃除が楽、とか建設費削減など色々あるらしい。

化粧を済ませたら、荷物の整理。スーツケースを広げて持ち運ぶ物と預ける物に分ける。早朝の空港なので人はあまりおらず、堂々とやった。現地?のおばちゃんが私を微笑ましい様子で見ていた。
そして、持参したウィダーインゼリーで軽めの朝食。

まずは、本日泊まるホテルへ向かい、荷物を預けることに。

空港を出ると、なんということでしょう!!
異国!異国!異国〜!
この感動こそ私の求めていた体験だ。いつもと違う風景、空気。それを肌で感じ五感を刺激することこそ、私が脳が最も活性化する瞬間だ。

ケアンズ国際空港を出る

まず、あったかい。そして超絶いい天気。
ヤシの木が生い茂り、沖縄のようなバカンス気分を味わえた。テンションは一気に最高潮。
そして、海外旅行の第一歩目はタクシーを拾うことから。
すぐ近くにタクシー乗り場があったので、迷うことはなかった。
運転手が出てきてくれて、笑顔で迎えてくれた。
トランクに荷物を預け、助手席に乗る。(オーストラリアのタクシーは、ドアは自分で開け、助手席に乗ってもOK。)
とても気の良いお兄ちゃんで、たしかインド系?の人だったと思う。
私はカタコトの英語ながら、どこから来たの?とかオーストラリアは初めて?とか会話を交わした。運転手は東京や大阪に行ったことがあり、とても綺麗だったて言っていた気がする。

タクシーから見るケアンズの街並みは、天国さながら。ヤシの木や南国の木々、爽やかな風、空。どれも違った。解放感に包まれる。

10分ほど走ると、本日の宿、「アカシアコートホテル」に到着した。
綺麗、とは言い難いが、コスパも考えて十分な宿だ。

Acacia Court Hotel


フロントの兄ちゃんに(中国や香港系だと推察)英語で、荷物の預かりを依頼する。とてもゆるーい感じ。これで身は軽くなった。

本当は部屋で休みたいところだけど、あいにく部屋はまだ空いておらずチェックインできない。ハードスケジュールだが、本日はこのまま、世界遺産のキュランダ村へ行くスケジュールだ。観光列車に乗るためだ。

まずは、ホテルの近くを散策した。

ホテルはすぐ海沿いに建っており、海側には公園があり散策ロードがあった。
現地の人で、犬の散歩をする人や、ランニングをする人たちがたくさんいた。
景色はもう最高。素敵な場所だった。

Esplanade Peace Park (エスプラネード平和公園


朝ではあったが、日差しが強く暑かった。

徒歩で、まずは「ケアンズセントラル駅」へ向かった。

つづく




2023 一人旅 in オーストラリア 1

2023.6.2 fri

待ちに待った旅行の日。今回の行き先はオーストラリア。
オーストラリアは思っているより近く、日本から直行便も多く行きやすい国だ。
とはいえ、初めてのこと。用心して行かなくては。
しかし、前回のフランスに比べれば英語圏であるし、日本人観光客も多いことだろうから随分気は楽である。

本日はあいにくの雨。台風も近づいている。夫がたまたま休日となったので、最寄りのバス停まで送ってくれた。その前に、飼っている2匹の猫とのしばしのお別れ。それがすごく寂しかった。
特に小さい猫の方が、私にとても懐いており、いなくなるとニャーニャーと鳴き出す。そんな子なので、9日間も家を空けることに対して免疫がないから、すごく心配であった。後ろ髪引かれる思いだったが、旅は自分の念願でもあるので、出発した。

バスに揺られ、まずは成田空港を目指す。
前回は羽田空港から出発したため、成田空港から国際便で出国するのは初めてだった。
台風が心配だったが、無事フライトはするようだ。
成田空港第3ターミナルに着いた。
ここで少しテンションが上がり始める。
ドキドキワクワク。非日常の始まりだ。

成田空港 第3ターミナル


搭乗手続きまで時間があったので、うどんを食べた。しばらく日本食は食べられないだろうからしっかりと味わった。

フライトの3時間前になり、搭乗手続きが始まった。
チェックインカウンターの列に並んでいると、外国の方が話しかけてきた。
どうやらオーストラリアへ帰国するオーストラリア人のカップルだった。カタコトの日本語で「どこに行きますか?僕はケアンズに帰ります。」といった内容だった。
私もケアンズへ向かうので、少しおしゃべりをした。日本旅行を楽しんだようだ。
早速国際交流があり、嬉しかった。

荷物も無事預けることができ、次は出国検査だ。
私はここでミスを冒す。
ポケットWifiのレンタルを申し込んでおいたのに、受け取らないまま、出国手続きを済ませてしまったのだ。出国ゲートは2F。Wifiの受け取りカウンターは1Fだった。
私は忘れていたわけではなく、出国ゲートを済ませたら1Fに行けるのかと思ってしまったのだ。なぜなら、2Fから1Fへの誘導エスカレーターが見当たらなかったからだ。成田空港は羽田と比べて分かりにくいと感じた。

ともかく、Wifiを受け取り忘れた私は、若干焦った。「やっちまった〜。」
旅行先でインターネットが使えないのはかなり不安だ。さあ、ここで自分のトラブル対応力、判断力が試される。

選択肢は、二つ。
①航空スタッフの方にお願いして、代わりに受け取ってきてもらう。
②ポケットWifiはあきらめて、スマホキャリアの海外パケットサービスの使用に切り替える。

①の場合、飛行機の搭乗の40分前ごろにならないと、航空会社のクルーが来ないので、かなり時間がない。そして確実性がない。しかし受け取ることができれば、キャンセル料もかからず無駄がない。

②の場合、WiFiレンタル料に加えて、パケット代が加算されるので、少し出費だ。しかしメリットとしては、ルータを持ち歩かなくて済むこと、そして受け取れるかどうかをヤキモキすることなく、今すぐ解決できる。

私は、少し悩んだが、今この出発前のドキドキとワクワクを楽しみたかったので、レンタルのことはあきらめてキャンセルし、新たに海外パケットサービスの利用をすることに決めた。そうすることで、もうそのミスは忘れて、次の楽しみに気持ちを切り替えることにした。
旅では、トラブルが付き物。いかに対処していくかがとても重要だ。
なのでこのようなことは想定内と考え、切り替えることにした。

後ほど、レンタルWifiにはキャンセルの旨を伝えた。キャンセル料は戻らないが、1年以内に使用できるクーポンをゲットすることができた。
また、今回初めて使用した海外パケット定額のサービスが、思いの他便利だということも知った。荷物にならないし、データ容量と金額の上限が決まっているので安心だ。不足したら、また追加することもできる。

次回からはこのサービスで利用しようと思った。
こうゆうミスがないと気づかなかったことなので、「災い転じて福となす」結果となり良かった。

さあ、そんなトラブルがいきなりあったが、いよいよ出発時間となった。
飛行機へ乗り込む。今回は、成田〜ケアンズジェットスターを利用。
席が満席でなかったので、3列シートの窓側をゲット。しかも隣の2列は空席なので、トイレも安心していける。

機内は外国の乗客が8割といった感じだった。

ジェットスター JQ26便

搭乗券

座席

さあ、後は乗るだけ。
21:30(本来は20:05発)に出発し、現地時間の6:00頃着く予定だ。
ケアンズまでのフライト時間は約7時間程度。機内泊となるのでなかなかハードだが、眠りたい。

無事に離陸して1時間後、軽食のサービス。
私はビーフパイを頼んでいた。LCCとはいえ、十分な味。飲み物はコーヒーを頂き、小腹を満たした。

ファーストミールのミートパイ


しばしお休み。
しかしなかなか眠れず。異文化で驚くことだが、機内で座席が空いていると、外国の人たちは余裕で3席使って、横になって眠る。CAさん達も特に注意することはない。「あー、それOKなんだ…。」と驚きつつも、なかなか私はそれをやる勇気がなかった。ごく普通の家庭に育ったが、日本人はお上品に育っているのだろう。マナーという常識が頭にある。しかし、海外では日本式のマナーや常識はリセットされる。だから私もそれに習って、隣の座席に足を伸ばさせてもらった。楽〜。
お互いに気取らない、干渉しないとすごく楽だなあと思った。マナーは悪いけど。
日本だったらできないな。

そんな常識の差も感じるのが海外旅行だ。

着陸の1時間前に、セカンドミールが配られた。
私はラップサンドを頼んでいた。早めの朝食。これもおいしい。

セカンドミールのラップサン


そしてまだ暗いままだったが、だんだんと現地の夜景が見えてきた。
無事にケアンズ空港へ到着した!!

さあ、いよいよここからは海外である。緊張感が高まる。

つづく。




出発進行!

オーストラリア旅行、いよいよ出発の時!

天気はあいにくの雨。かなり雨。いつから雨女になったのだろう。というか台風女?昨年、長崎旅行の時は、台風が接近したためキャンセルに。そして今回の旅行も台風が迫ってきて、ヒヤヒヤもの。参っちゃうよ。とにかく無事に飛んでくれることを祈るばかり。

現在は、成田空港へ向かうバスの中。

事前に作った旅立ち用のプレイリストを聴きながら、旅行気分を高める。

第一曲目は、「コンパス オブ ユア ハート」。これは、ディズニーシーのアトラクション「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」のテーマソングである。子供向けと思いきや、なんか歌詞が深い。

「これからみんなの冒険が始まる。だけどいいかい?いつでも心のコンパスを信じるんだ!」というセリフがあり、なんだか人生哲学のような大切なメッセージが込められた歌詞だと思うのです。迷った時に聴くととても励まされる。

以下、歌詞の一部を抜粋。

人生は冒険だ
地図はないけれど
宝物探そう
信じて Compass of your heart

宝石や 黄金より
大事なものがある

ついに見つけたよ 宝物
宝石や 黄金じゃなく
旅の中で 巡り会った
素晴らしい ぼくの友達

人生は冒険だ
地図はないけれど
宝物探そう
信じて Compass of your heart

 

でな感じで、だいぶ略してますが、とにかくこの「心のコンパスを信じる」というところが大好きなのです。

本当はこっちへ行きたいのに周りを気にして行けない、みたいな感じで、自分の心のコンパスが見えなくなるときってあると思うんです。

本当は心では分かってるのに、心に従ってないな、ってことが往々にしてあって、そんなときはコンパスオブユアハート。

いつでも心のコンパスに従うようにしたいと思う。

さあ行ってきます!

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